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体重測るのやめたら痩せた!をマネしてはいけない理由3選

ダイエット

こちらの記事では

  • 体重計に乗らない方が痩せるってホント?
  • 毎日体重を測るのをやめたいけど続けるべき?

といった疑問について解説しています。

ダイエットのために体重を記録し続けていると、数百グラムの変化に一喜一憂させられ「体重計に乗るのが怖い」「ストレスで逆に太りそう」と悩んでしまうことがあるかと思います。

実際、必要以上に体重計の数字を意識してしまうことでストレスが溜まり過食をしてしまう人や、体重が減らない焦りから過剰な食事制限をしてリバウンドしてしまう人は少なくありません。

時には「あえて体重を測らなくなったら痩せた!」という体験談を耳にすることもあり、体重を測ることがストレスになっている人からすれば、これはすぐにでも真似したくなる方法だと思います。

しかし、個人的には体重を測らないでダイエットをすることは絶対にオススメできません。

なぜなら、体重の記録を止めることは以下のような大きなデメリットがあるからです。

  • 体の変化に気づけなくなる
  • ダイエットの緊張感がなくなる
  • 痩せたと勘違いしてしまう

私自身はダイエットを始めてから現在に至るまで2年以上毎日体重を測り続けていますが、体重を測り続ければ続けるほど体重をコントロールできるようになっていったと感じています。

下記画像は、私がダイエットを始める前と現在の体型を比較したものになります。

少なくとも、考えなしに体重を測るのをやめるだけでは何のダイエット効果もないどころか、ほとんどの場合は逆効果になるだけです。

体重を測るのをやめてみようか迷っているという方は、今回ご紹介する内容を参考に体重計に乗らないデメリットについて考えてもらえればと思います。

体の変化に気づけなくなる

まず知っておきたい体重を測らない最大のデメリットは体の変化を正確に判断できなくなることです。

結局ダイエットで大事なのは見た目の変化だから、毎日鏡を見れば体重計に乗る必要はない」という意見がありますが、自分の体の見え方というのは主観によって大きく左右されるものです。

痩せていて欲しい、いや痩せているはず」という気持ちで鏡を見れば何となく細く見え、「痩せてないよなぁ、むしろ太ったかも・・・」という気持ちで見れば太く見えてくるものです。

体重計の数字がストレスになるという人であれば、なおさらその傾向は強くなるかと思います。

また、自分に客観的な評価を下せる人であったとしても、日々の体型の変化を目視だけで確認するのは難しいことです。

例えば、髪の毛というのはほっといても毎日伸びていくものですが、その変化を1日単位で把握できる人はまずいないでしょう。

もちろん、髪の毛や爪は病気などの理由がない限り確実に伸びていくので、1ヶ月も経てば嫌でも変化に気づくことはできます。

しかし、体重の場合は確実に減っていくという保証はありません。

つまり、「数日だけじゃ見た目が変わらないのは当たり前だから、気長に様子を見よう」と目視だけで体をチェックしていると、ダイエットが進んでいないことに気づくのに際限なく時間を無駄にしてしまう可能性があるということです。

停滞しているだけならまだマシな方で、久しぶりに体重計に乗ってみたら「測ってた頃より体重が増えてた・・・」となる可能性すらあります。

体重計の数値が全てではないのは確かですが、主観が入らない数字だけの評価というのはダイエットの進み具合を判断する大事な基準になるので、特にダイエット初期は意識しておくべきです。

ダイエットに対する意識がゆるくなる

体重を測るのをやめるとダイエットに対する意識がゆるくなる結果、食事管理や生活習慣がいい加減になってしまう可能性があります。

もちろん、中には緊張感がなくなることでダイエットが継続しやすくなる人もいるかと思います。

しかし、それはあくまでも自分自身でダイエットに対する危機感を管理できる人の場合です。

ダイエットはパーソナルトレーナーでも付けない限り、基本的に自分自身との戦いが続くものです。

そんな中で気が緩みそうになった時、しっかりと厳しい現実を突きつけてくれるのは日々記録している体重計の数字だけであり、それはダイエットのモチベーションを保つのに大きな役割を果たします。

実際、毎日体重を測ることは自然と健康的な生活を心がけることに繋がり、結果的にダイエットの成功率を上げるということが複数の研究報告によって証明されています。

アメリカ・デューク大学の研究グループが行った実験では、肥満気味の男女47人に6カ月間なるべく毎日体重を記録しながらダイエットを行ってもらいました。

その結果、毎日体重を記録できたのは約半数の24人だけでしたが、体重を記録し続けた人達はそうでない人達と比べて平均6kgほど多くの体重を減らすことに成功していたのだそうです。

この実験の終了時に行われた生活習慣に関するアンケートによると、体重を記録し続けた人達は積極的にカロリー制限を行ったり間食を控えたりしていた他、テレビの視聴時間すら減っていたのだとか。

このことから分かるように、体重を毎日記録し続けることは単に数字を残す以外にもダイエットに対する意識を高く保つという点でも大きなメリットがあり、そしてそれはダイエットを行うほとんどの人に当てはまるということです。

ただし、例外として毎日の体重計測がストレスを与えダイエットに逆効果となる人もいるというのも、多くの専門家が認める事実です。

なので「体重計に乗るストレスのせいで食べすぎてしまう」といった明確な理由がある場合に限っては、体重計から距離を置いてみるのも一つの選択肢です。

参考:dailymail

痩せたと勘違いしてしまいやすい

SNSなどで体重を測るのをやめたら痩せたと主張する人は痩せたと勘違いしているケースが多いので、安易にマネをしても本当のダイエット効果は得られにくいです。

こういった人の主張で多いのが「体重は2~3kg程度簡単に変動するから、毎日気にしても仕方がない」というものですが、こういった人も結局は「久しぶりに体重を測ったら2kg減ってた!」というように最終的には体重の数値をアテにしていることがほとんどです。

しかし、その場合は日々変動する体重のごく一部分を切り取っただけに過ぎないので、実際には体内の水分量などの変化による誤差であることが珍しくありません。

そもそも、体重を測るのをやめたと言いながら結局体重を測ってしまうのは、見た目に成果が表れていない=ダイエットが進んでいないことの証明でしかありません。

また、そのような主張をする人は体重を気にしすぎる女性、特に平均体重に近いダイエットの必要性が薄い人が多く、ダイエットに対する認識がズレていることが多いです。

中には摂食障害気味の人も珍しくないので、明らかに肥満体型の人が同じことをやったとしても、ただ単にダイエットがいい加減になってしまう可能性が高いです。

体重計でストレスを溜めないために

体重計に乗ることで余計なストレスを溜めないためには、ダイエット方法そのものを見直すことと、体重の正しい測り方を理解することが重要です。

なぜなら、体重計に乗ることがストレスになるのは体重が減らないという現実、もしくは体重の変化に対する間違った認識が原因であって、体重計に乗ることをやめても根本的な解決には繋がらないからです。

正しいダイエットが行えているかというのは人によって内容が違うので判断が難しいですが、少なくとも体重の測り方について気をつけるべきことは誰でも一緒です。

その主なポイントは以下の通りです。

  • できるだけ同じタイミングで測る
  • 体重は脂肪の量以外でも変化する
  • 1日単位で比較しない

体重は同じタイミングで測る

体重を測るときは必ず同じタイミングで測るようにしましょう。

気がついた時に測るというのでは、食事やトイレのタイミングなどによって体重に大きな差が出てしまうからです。

そして、測るタイミングとしては朝起きてトイレに行った直後がオススメです。

寝ている間に汗をかき、トイレを済ませ、まだ食事をしていないこのタイミングが1日の中で最もフラットな体重を測ることができるからです。

朝測るのを忘れてしまった」という場合は、無理をして夜の体重を記録する必要はないです。

朝と夜の体重を比較すると、脂肪以外の要素による変動が大きいので、余計な心配をする原因になってしまいます。

体重が増えるのは体脂肪だけが原因ではない

体重計の数値に振り回されないためには、体重が増えるのは体脂肪だけが原因だとは限らないということを知っておく必要があります。

まず人間の体重の約60%は水分で構成されているので、水分補給の頻度・体のむくみ具合・汗をかいた量などによって体重は簡単に変わります。

試合前のボクサーなどが極限まで水分を抜いて体重を調節するのも、それが最も手っ取り早く体重を減らす方法だからです。

また、ダイエット中というのは低カロリーかつ食べ応えのある食べ物=かさの多い食べ物を口にすることが増えるので、その分の排泄物が体重に影響を及ぼしやすくなります。

例えば、下記画像のチョコとサラダチキンを同じ程度のカロリー量に合わせて比較した場合、その重さには170g以上の差が生まれます。

板チョコ
カロリー289kcal
重さ50g
サラダチキン(2枚)
カロリー246kcal
重さ220g

これはあくまでも一例であり、もっと低カロリーかつ重い食品を選べば、その分だけ体重は一時的に上がりやすくなります。

例えばダイエット中に食べられがちなこんにゃくなどは、100gあたり約7kcalという超カサ増し食材なので、体脂肪にはならなくてもその水分や食物繊維が排泄されるまでは体重を重くします。

このように、体重は体脂肪以外の要素によっても簡単に変動するので、大きな体重の変化があった時はまずこれらの点を振り返ってみると余計な心配をする必要がなくなるかと思います。

体重は1日単位で比較しない

ダイエット中に体重を測る時は、前の日より体重が落ちているかということを気にするのはやめましょう。

なぜなら、前述した通り体重は体脂肪以外の様々な要素も含めて変動するので、1日単位での比較は誤差が生じやすく、体脂肪が落ちているかを確かめるには長い目で計測する必要があるからです。

例えば、よくあるスマホアプリの体重記録では体重の推移をグラフ化して見られるものが多いですが、結果的には着実に痩せて行っている記録でも、その途中ではグラフがジグザグに上下するのが当たり前です。

下記画像は私が減量を行なっていた時期の1ヶ月の体重の推移になります。

これを見れば分かるとおり、2〜3日程度体重が変化しないこともあれば、逆に上がってしまうことは珍しくありません。

しかし、こうして全体を通して見れば結果的にはなだらかにグラフが下降しているのが分かるかと思います。

下記画像は約6ヶ月分の記録をグラフ化したものですが、より長い目で記録することでグラフの下降具合が分かりやすくなっています。

つまり、ダイエット中は必ずしも毎日体重が減り続ける必要はなく、数日程度の増減ではダイエットの成功・失敗はわからないということです。

ダイエットの進捗具合を確認するには具体的な目安としては、1週間単位での比較がオススメです。

イメージとしては1週間ごとに体重の最低値を更新していく感じでしょうか。

結果的に1週間で2、300gでも減らすことが出来ていれば、あとはそれをひたすら継続していくのみです。

例え正しいダイエットが出来ていたとしても、短期間での体重の増減に一喜一憂し、制限を厳しくしたり緩くしたりしているとダイエットが安定せず、結果的に体重計の数字に惑わされることになります。

とにかく、体重計の数字は長い目で見て判断するということを意識してもらえれば、自然と体重計の使い方は上手になっていくと思います。