デリピックス(旧シェフボックス)はカロリーが高い？実際に頼んでみた【口コミ・評判】

ミシュラン星付きレストランで経験を積んだフレンチシェフが監修している宅食サービス「デリピックス(旧シェフボックス)」。

一流フレンチシェフ監修のメニューは冷凍のお弁当とは思えない美味しさだと評判が高く、また自分好みにメニューをカスタマイズ出来るシステムはダイエットに利用する人も珍しくありません。

しかし、一部の利用者からは「カロリーが高い」「値段の割にまずい」といった意見も寄せられています。

そこで今回は、毎日のように宅配弁当で食事管理を行っている私が、デリピックスを実際に利用して分かった味のクオリティ・ダイエット効果などについて本音レビューしていきます！

個人的な結論から言ってしまうと、デリピックスは不味いと言い切れるようなメニューはなく、宅食サービスとしては平均以上の美味しさがあると感じました。

しかし、ダイエット目的での利用に関しては注意すべき点があると感じました。

本記事を読めば「デリピックスのダイエット向きな利用方法」と「デリピックスの美味しさ」が分かるので、これからデリピックスの利用を考えている方は一つの参考にしてもらえればと思います。

＼【初回限定】最大2300円OFF！／

デリピックスはカロリーが高い？

デリピックスのメニューには1食あたり何kcalという基準は設定されておらず、メニューによってカロリー量が大きく異なります。

1食あたり「糖質量30g以下&平均たんぱく質量20g」という基準はありますが、「脂質」の量に関しては一切の基準が設けられていないため、ヘルシーなメニューと脂っぽいメニューでは3倍以上のカロリー差があります。

メニューは約100種類(※公式HPから問い合わせにて確認)ほど提供されているため、選び方次第ではしっかりとカロリーを抑えることができます。

ただし、実際に注文できるメニューの種類はその時々の在庫状況・入荷状況等によって異なります。

2024年1月15日時点では下記41種類のメニューが選択可能となっており、1食あたりの平均カロリーは約341kcalでした。

メニュー名	カロリー
豚しゃぶビビンバ	551
ハンバーグ シャリアピンソース	472
白ワインを使った豚肉とキャベツと豆のシチュー仕立て	453
チキンと野菜のパエリア	445
キャトルエピス香る豚のデミグラスソース煮込み	407
ごま油香る豚の生姜焼き	406
キャトルエピス香るフライドチキンと玉葱のフォンダン	404
コク旨さっぱり 牛肉のトマトすき焼き	393
鶏と旬野菜のグリーンカレー	391
豚肉の塩漬け-プティ・サレ- 緑レンズ豆の煮込みと共に	389
鶏のロースト 黒胡椒香る和風醤油バターソース	388
豚肉のクリーム煮 粒マスタードのアクセント	385
鶏のロースト はちみつとレモンのソース	383
鶏のロースト バスク風ソース	382
鶏のクリーム煮込み-グラン・メール風-	369
インド風タンドリーチキン ガーリックのアクセント	366
豚ひき肉のキーマカレー	354
豚のビール煮込み フランドル風	349
ごま油香る牛バラ肉とパプリカの炒め物	348
鶏肉とカシューナッツ炒め	348
オレガノ香るミラノ風カツレツ	339
タイ風カオマンガイ	334
カラスガレイの煮付け	332
牛バラ肉とにんにくの茎のオイスター炒め	327
鯖の西京漬け焼き	315
豚ひき肉と茄子のケチャップ炒め バジル風味	315
魚介のチリコンカン	309
花椒香る牛バラ肉と厚揚げの炒め物	306
大豆ミートを使ったギリシャ風グラタン -ムサカ-	301
山椒香る麻婆茄子	296
ケイジャンスパイスを纏った鶏のロースト	296
柚子香る鰆の西京味噌漬け焼き	294
鰆の赤味噌漬け焼き	282
鶏団子と野菜のア・ラ・クレーム	280
鶏のハンバーグ 山椒香る和風ソース	271
赤魚のオーブン焼き ソースタップナードと共に	267
鰆の昆布醤油焼き	266
鶏のハンバーグ 和風おろしソース	255
白身魚の蒸し焼き アンチョビとキャベツのトマトクリームソース	240
赤魚醤油漬け焼き	234
白身魚の蒸し焼き 魚介香るマッシュルームのソースと共に	167
1食あたりの平均カロリー	約341kcal

また、デリピックスは主食として「雑穀ごはん」もしくは「雑穀ごはん半分+ブロッコリー半分」のセットを注文することが可能となっており、それぞれのカロリー量は以下の通りです。

これらの主食セットと前述したメニュー41種の平均カロリーを合わせると、1食あたりの合計カロリーは531~678kcalとなります。

対して厚生労働省が定める18~49歳の男女の1日あたりの摂取カロリー必要量は2000~2700kcalとなっており、1食あたりに換算すると約666~900kcalが目安です。(※身体活動レベルが普通の場合)(参考：日本人の食事摂取基準)

これらの点を踏まえると、デリピックスは基本的には高過ぎず低過ぎないカロリー量だと言えます。

ただし、ダイエットを目的とする場合には「脂質の低いメニューを避ける・ご飯はブロッコリーとのセットにする」などの工夫をして、意識的にカロリーを抑える必要があると言えるでしょう。

ヘルシーなメニューの選び方

デリピックスは初回利用時にいくつかの質問に答えることで自分の好みに合ったメニューを自動的に選んでくれます。

しかし、自動的に選択されるメニューの中には高カロリーな料理が混ざっていることもあるので、厳しくカロリーを管理したい場合は手動でメニューを入れ替える必要があります。

質問の段階で「脂質は30g以下がいい」を選んでおくと、最初から比較的に低カロリーなメニューが選択されますが、脂質量がギリギリ30g以下の料理などは前述した平均カロリーを超えてしまいやすいです。

確実にカロリー制限をするなら、1品ずつ成分表を確認してメニューを入れ替えるのがオススメです。

また、主食に関しては雑穀ごはん&ブロッコリーのセットを選ぶのがオススメです。

1食あたり190kcalとお茶碗少なめ1杯程度のカロリーに調整されている上、食物繊維が豊富な雑穀米は血糖値が上がりにくく食欲が乱れにくいなどのメリットもあります。

何より、毎食決まった量の主食を自分で用意するのは地味に面倒でいい加減になりがちなので、より確実にカロリー制限をしたい場合は、レンチン一つで済む主食セットを利用するのがおすすめです。

雑穀ごはん＆ブロッコリーまたは雑穀ごはんのみの主食セットは、１食につき+200円で利用可能です。

よりストイックにメニューを選ぶ場合

あくまでもダイエット目的で利用したいという場合は、カロリー量だけでなくたんぱく質量も意識するのがオススメです。

なぜなら、たんぱく質は筋肉を作る主な材料となり痩せやすい体づくりをサポートする他、以下のようなメリットがあるためダイエット中は積極的に摂取したい栄養素だからです。

メニューによっては以下のようにほぼ同じカロリーでもたんぱく質量には倍以上の差がつくこともあるため注意が必要です。

具体的な目安としては、1食あたり20g前後のたんぱく質量があり、なおかつ脂質量が同じかそれ以下のメニューを選ぶのがオススメです。

デリピックスはまずい？実際に食べてみた

今回はおかず8食と主食8食(雑穀ご飯&ブロッコリー)のセットを注文してみました。

なお、おかず8食の内4食はなるべく高タンパクかつ低脂質なダイエット向きのメニューを選択し、残りの4食はなるべく高カロリーなメニューを選択しました。

結論から言うと、デリピックスは宅食サービスとしては平均以上の美味しさだと感じました。

特に洋食メニューなどは普通のお弁当や自炊料理では味わえない独特な味付けの品が多く、オシャレな洋食店の料理を食べているようでした。

以下からカロリーの高いメニュー順にレビューしていきます。

実食レビュー

豚しゃぶビビンバ　551kcal

牛の時雨煮 532kcal

ハンバーグ にんにく香るオニオンのコンポテ 444kcal

ハーブチキンカレーとチャツネのアクセント 433kcal

鶏のハンバーグ 和風おろしソース 255kcal

魚介のラグーカレー 245kcal

白身魚の蒸し焼き アンチョビとキャベツのトマトクリームソース 240kcal

サーモンの大根おろし煮 216kcal

雑穀ごはんとブロッコリー(主食) 190kcal

味・食べ応えまとめ

デリピックスのお弁当を実際に食べて感じた、味・食べ応え等に対する良かった点と悪かった点は以下の通りです。

個人的な結論としては、デリピックスは間違いなく平均以上の美味しさがある宅食サービスだと感じました。

解凍調理ならではの欠点を感じることもありましたが、手軽さなども考慮すると総合的には十分満足できる内容でした。

特にオシャレで変わった味付けの洋食が好きな方にはかなりオススメです。

口コミ・評判

X(旧ツイッター)にて、デリピックス(旧シェフボックス)に関する良い口コミ・悪い口コミを調査しまとめてみました。

良い口コミ

悪い口コミ

よくある質問

デリピックスの添加物は多い？

公式HPの情報によると、デリピックスには飲食店で用いられるような一般的な調味料を中心に使用しており、添加物の詳細については商品パッケージを確認してほしいとのことでした。

飲食店で用いられるような一般的な調味料を中心に使用しております。
調理してすぐに冷凍することで、保存料を使わずに品質を保持しています。
（※調味料や加工肉など弊社調理過程外で元々含まれているケースがございます。）

詳細につきましては各商品、お弁当表面のラベルに記載がございますのでそちらをご確認いただけますと幸いです。

引用：デリピックス公式サイト

今回私が注文した8品に関しては1品あたり1~9種類の食品添加物が使用されており、種類数はメニューによってかなりバラつきがありました。

メニュー名	使用添加物
白身魚の蒸し焼き アンチョビとキャベツのトマトクリームソース	pH調整剤
サーモンの大根おろし煮	酒精、調味料
ハンバーグ にんにく香るオニオンのコンポテ	酸味料、香辛料、調味料
牛の時雨煮	調味料、酸味料、ビタミンB1、pH調整剤、
鶏のハンバーグ 和風おろしソース	糊料、調味料、酢酸Na、グリシン、V.C
魚介のラグーカレー	調味料、着色料、pH調整剤、酸味料、乳化剤、香料、
ハーブチキンカレーとチャツネのアクセント	調味料、着色料、乳化剤、酸味料、pH調整剤、香料、酸化防止剤
豚しゃぶビビンバ	調味料、酒精、酸味料、pH調整剤、香料、乳酸Ca、酸化防止剤、ソルビット、着色料

平均すると1品あたり4~5種類といったところですが、これは宅食サービスのお弁当としては普通~やや少なめ程度の種類数だと思います。

そもそも個人的な感覚としては、よほど添加物の使用に配慮しているサービス以外は大きな差はないと感じています。

添加物が少ない宅食サービスの有名どころとしては、以下のサービスなどが挙げられます。

デリピックスはお試し注文ができる？

デリピックスの初回利用時は定期購入しか選べませんが、初回分の商品が届いた後には解約金不要ですぐに解約できるので実質的にお試し注文をすることが可能です。

また、初回利用時には最大2300円OFFの割引が適用されるので、一般的な宅食サービスと同様にとりあえず初回だけお得に利用してみることが可能です。

1回の注文でより多くの食数を注文するほど1食あたりの価格は安くなり、各食数で注文した場合の1食あたりの通常価格・初回価格は下記表の通りです。

送料はいくら？

デリピックスは配送地域ごとに送料が異なり、全食数共通で1,089~1,386円(税込み)の送料がかかります。

配送地域ごとの送料は下記表の通りです。

地域	都道府県	送料(税込み)
北海道	北海道	1,386円
北東北	青森・岩手・秋田	1,155円
南東北	宮城・山形・福島	1,144円
関東	茨城・栃木・群馬 埼玉・千葉・東京 神奈川・山梨	1,089円
信越	新潟・長野	1,122円
東海	静岡・愛知・岐阜 三重	1,122円
北陸	富山・石川・福井	1,133円
関西	京都・滋賀・奈良 大阪・兵庫 和歌山	1,177円
中国	鳥取・島根・岡山 広島・山口	1,232円
四国	徳島・香川・愛媛 高知	1,309円
北九州	福岡・佐賀・大分 長崎	1,386円
南九州	熊本・宮崎 鹿児島	1,386円

なお、沖縄県・離島・山間部・その他一部地域に関しては、配送業者がクール便に対応していないため配送が行えません。

配送不可地域の詳細についてはこちらのページから確認することができます。

まとめ

デリピックスは自宅でお店のような料理が楽しめるサービスでした。

ダイエットに利用するにはよく考えてメニューを選ぶ必要がありますが、レンチンだけの簡単調理とクオリティの高い味は、食事制限のストレスを大きく減らしてくれると感じました。

おかず単品での初回利用なら1食あたり557円とコンビニ弁当程度の価格で始められるので「美味しくダイエットがしたい」、「自宅でレストランのような食事がしたい」という方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

＼【初回限定】最大2300円OFF！／