こちらの記事では
- どうにか一切走らずに痩せる方法が知りたい
- ダイエットがしたいけど運動をする以外の方法で痩せたい
- 痩せるためにランニングを始めたけど辛い
といった方に向けて1秒も走らずに痩せる方法や大切な考え方をご紹介しています。
トップの比較画像は、この記事を書いている私が実際に有酸素運動(ランニング、水泳など)を一切行うことなく、−10kgのダイエットに成功した時のビフォーアフター写真になります。
私もかつては痩せるために苦手なランニングを必死に頑張っていましたが、どれだけ精神をすり減らしながら続けても、得られる効果というのは苦労に全く釣り合わないものでした。
結果のでないダイエットを続けて時間や労力を無駄にしないためにも、今回ご紹介する内容を参考にしていただけたら幸いです。
下記の記事では、私自身が実際に利用して最もダイエット効果を感じたダイエット特化の宅食サービス5選について紹介しているので、ぜひ本記事とあわせてご覧ください。
一切走らずに痩せることができる理由
大前提として、体重を落とすには1日の摂取カロリーが消費カロリーを下回ることが絶対条件となります。
それは1日に必要なエネルギーを食事だけで賄いきれなかった場合にのみ、体が脂肪や筋肉などを分解してエネルギーへと変換していくからです。
つまり、体重を落とすには運動や食事制限をしようが、カロリーコントロールが出来ていなければ無意味であり、逆を言うとカロリーコントロールさえ出来ていれば、走らなくても体重は確実に落ちていきます。
有酸素運動は筋トレなどと比較すると効率的にカロリーを消費できるので、運動がメインのダイエットにおいては適したやり方と言えます。
しかし、それは数ある痩せ方の一つでしかなく、運動が苦手なら必要以上に運動をしないで済む量のカロリーだけを摂取するようにすれば、激しい運動をせずとも痩せることは可能です。
つまり、運動をして消費カロリーを上げるのではなく、食事制限で摂取カロリーを下げることが出来ていれば「消費カロリー>摂取カロリー」という痩せるための絶対条件を満たすことができるので、一切走らずに痩せることが出来るということです。
ダイエットは苦しい思いをするほど痩せるわけではないので、運動が嫌いの人がわざわざ走って痩せようとするのは
走らずに痩せるには食事制限で摂取カロリーを抑えるのがベスト
痩せるためには「消費カロリーを上げる」か「摂取カロリーを抑える」必要がありますが、効率的なのは食事制限で摂取カロリーを抑えることです。
なぜなら、カロリーは摂取するのは一瞬でも消費するのには膨大な時間がかかるからです。
例えば、平均的なコンビニ菓子パン一個の摂取カロリーは約300kcal程度ですが、そんなものは大体5分もあれば食べてしまうことが出来るでしょう。
しかし、その300kcalを運動で消費しようとすると、遅めのランニングなら約50分かかり、ウォーキングなら約2時間はかかる計算になります。
以下の表は有酸素運動で300kcalを消費するために必要な時間を種目ごとに並べたものになります。
ウォーキング(ゆっくり) | 1時間50分 |
ランニング(ゆっくり) | 50分 |
自転車(ゆっくり) | 50分 |
水泳(平泳ぎ) | 55分 |
踏み台昇降 | 55分 |
ダンス | 45分 |
縄跳び | 35分 |
山登り | 35分 |
ちなみに、無酸素運動である腹筋や腕立て伏せなどの「筋トレ」は、これらの運動よりも更にカロリーの消費効率が悪いです。
つまり、菓子パン一個のために50分走り続ける覚悟がある方以外は、運動よりも適切な食事制限でカロリーコントロールを行うのが効率的ということが言えるかと思います。
無理せず食事制限を継続する方法
どれだけ走らなくていいとは言っても、食事制限だって苦しいダイエットの一つには変わりません。
私自身も食事制限を始めたばかりの頃は、栄養バランスを考えたり料理をする手間、味の悪さやボリューム不足に悩まされました。
そういった食事制限の負担を軽くするには、以下の方法がオススメです。
- ダイエット向けの宅食サービスを利用する
- 食事メニューを固定化する
宅食サービスを利用する
「宅食サービス」とは、管理栄養士や一流の料理人が栄養バランス・味・食べ応えを考えて作ったお弁当を自宅に届けてくれるサービスです。
冷凍で届くお弁当はレンジでチンすればすぐに食べることができるので、食事管理をする暇がない・料理が苦手という方でも手軽に食事管理が始められます。
ギリギリまでカロリーを抑えつつもしっかりした食べ応えがあり、ダイエット食とは思えない美味しさのお弁当は、食事制限のストレスを感じることがありません。
また、ダイエット向けの宅食サービスでは単純にカロリーを抑えるだけでなく、たんぱく質・脂質・炭水化物等の栄養バランスを考慮した、健康的に体を引き締めるためのメニューが用意されています。
単純に食べる量を減らすだけの食事制限では、体重は減っても見た目がたるんだまま・やめた途端にリバウンドするなどダイエットに逆効果となってしまうので、確実に結果を出したい場合はダイエット向けの宅食サービスを利用するのがオススメです。
下記の記事では、私自身が実際に利用して最もダイエット効果を感じたダイエット特化の宅食サービス5選について紹介しているので、ぜひ本記事とあわせてご覧ください。
食事メニューの一部を固定する
自炊による食事制限では、ある程度は食事メニューを固定化するのがオススメです。
なぜなら、カロリーや栄養バランスを意識しながら毎日違うものを食べようとするのは想像以上に難しいからです。
買い物では一々成分表を確認し、表示がなければグラムあたりのカロリー量を調べ、ヘルシーな方法で調理し、毎食ごとにカロリー計算しながら食事をするのは、ハッキリ言ってランニングと同じくらい疲れます。
このような理由から、私は食事制限を始めてから数ヶ月後には食事メニューの一部を固定し、同じものを同じ量で同じように調理することで、メニューを考えたり調理する手間を減らしました。
私自身は主に以下のような食事を摂ることが多かったです。
- 玄米 300g
- 卵 4個
- 納豆 1パック
- 水煮ツナ缶 1缶
- 鶏胸肉(皮無し) 250g
- 野菜(緑黄色野菜、淡色野菜)200g
- プロテイン
上記のメニューでは高タンパク・中炭水化物・低脂質のバランスを意識しており、またいつでもどこでも比較的安く買い揃えられる食材を選んでいます。
固定する前までは自分なりに味や見栄えも工夫していましたが、結局は面倒臭さが勝つようになり、最終的には自炊メニューの味に関しては考えることをやめました。
しかし、これはあくまでも1日の内の6~7割のメニューであり、残りの3~4割の食事では、カロリー量だけは気にしながら好きな料理やオヤツ、または前述した宅食弁当などを食べていました。
自炊で毎食をヘルシーかつ美味しくというのは余程の料理好きでないとまず無理なので、食事メニューはある程度を固定化し、制限する食事と息抜きをする食事のメリハリをつけるのがオススメです。
走らないと痩せないという考え方は古すぎる
私が一切走らずに痩せて分かったのは、ダイエットには様々なやり方があり、またその中には自分に合ったやり方があるということです。
そして、自分に合っていないダイエット方法というのは必ずどこかで挫折してしまいます。
結局ダイエットで重要なのは継続出来るかどうかであり、苦しい思いをすればするほど痩せるわけではないので、「走らないと痩せられない」という考えは捨ててもらえればと思います。
なお、痩せるために必ずしも走る必要はありませんが、より健康的で見栄えの良い体を作るには食事制限とあわせて適度な運動を行うことが重要(自宅でできる筋トレなど)です。
なので、まずは食事制限などで痩せて気持ちに余裕が出てきたら、運動を取り入れたボディメイクなどにも挑戦してみるのがオススメです。